地球と地質学・地理学記事一覧

地球の緯度・経度(経緯度)というのは小学生で学ぶことですが、昔のことで忘れてしまったという人の為にわかりやすくその仕組みや読み方を解説しておきます。経緯度の目的と仕組み経緯度というのは地球上の好きな地点を指し示せるように、という目的で作られた座標系です。緯度まず緯度というのは南北方向の位置を指し示すことを目的に、赤道を基準にして作られています。与えられた地球上の緯線(横の線)と赤道面のなす角度で、...

地球表面の海洋と陸の比率は7:3と覚えてもらって大丈夫です。中学地理の問題の答えとしてはこれが正解とされます。より厳密な比率は?そしてより厳密に書くと地球の面積510,065,600km2に対し、海洋と陸地の面積と比率は以下のようになります。面積地表面全体に対する比率海洋362,822,000km2約71.1%陸地147,244,000km2約28.9%潮の満ち引き、干潟などで海岸線は常に変化する...

地球は太陽系の中でも最も豊富な元素で満たされた惑星です。地球上の地表付近(岩石圏・大気圏・水圏)を構成する元素の割合を示す数値をクラーク数といいます。クラーク数の推算値クラーク数は火成岩の化学分析結果に基づき以下のように推算されています。クラーク数酸素…49.5%ケイ素…25.8%アルミニウム…7.56%鉄…4.70%地球全体の構成要素地表付近のみではなく、地殻深部、マントル、核まで含めた地球全体...

地球の表面を覆う十数枚の厚さ100kmほどの岩盤のことをプレートといいます。プレートは地球上で起こる地学現象を語る上で無視できない存在です。代表的な例でいえば地震が挙げられるでしょう。地震の正体プレートには大陸プレート・海洋プレートがあり、常時動き互いに作用しています。両者が衝突すると、より頑強な海洋プレートは大陸プレートの下に沈んでいきます。そしてプレートが沈みこむことでひずみが発生し、耐えきれ...

地球は核(コア)、マントル、地殻という層構造になっています。中心の核は、内核が約6000度、外核が約4000度という超高温状態です。核はどうしてここまで高温なのでしょうか。その理由は地球の歴史をさかのぼって見るとわかってきます。核の熱の起源とは・・・?地球誕生直後、地球には多数の小惑星が衝突し、衝突時発生した熱で、全土が超高温、ドロドロの状態でした。そして地球に存在する様々な物質のうち、重い物質(...

地表から地下2900km以下が地球の中心「核(コア)」にあたります。そしてコアの恒星成分は鉄、次いでニッケル、酸素、コバルト等が多くを占めていると推算されています。▼核の構成成分鉄89.6%ニッケル5.4%酸素4.7%コバルト0.2%地球の最深部なので観測が容易でなく(掘削が不可能)、あくまで推定でしかないのですが、内核の温度や圧力から鉄が最も多いのではと考えられています。地球の核の構成また地球の...

地熱とは、地球中心部の熱源に由来する熱エネルギーのことです。地殻に含まれる元素の放射性崩壊により発生する熱に由来しています。地熱の利用方法中心部で発生した熱はマントルを通り地表へ向かって流れていきます。噴出した熱はエネルギーとして利用可能ですが、噴出場所のほとんどは深海にあり、直接の利用は現実的ではありませんその為火山の地下にあるマグマ貯まりの熱を利用するのが一般的です。このマグマ貯まり付近まで雨...

クレーターとは隕石や小惑星の衝突によって作られる円形にくぼんだ地形のことです。夜空を照らす月は、表面がやたらぼこぼこしていますが、あれはクレーターです。数は月よりはるかに少ないのですが地球にもクレーターがあるのですよ。地球にあるクレーターの数地球には月と違い大気がありますので、大気圏突入時の摩擦でほとんどは燃え尽きてしまいます。その為目に見えて確認できる大きなクレーターはさほど多くないのです。現在...

地下は深海以上に人類未踏の地となっています。【地球の核の温度は何度?】で詳しく解説していますが、地球中心は高温の塊です。深く掘り進めば進むほど高温になり、ドリルが溶けたり、機械に不具合がでるなど支障だらけなのです。掘削の最高記録は?2018年現在、これまでの地下掘削の最深記録は12.3kmです。ロシアのコラ半島で科学調査の為に掘削が行われました。当初は15kmまで掘り進める予定でしたが、12kmの...

「大陸」とは「地球上の広大な陸地」のことを指す言葉です。曖昧な定義に思えますが、5つほどあるどの大陸区分法でも、最も小さい大陸はオーストラリア大陸であるというのは変わらないので、それより小さい場合は島として定義されます。日本が「日本大陸」ではなく「日本列島」なのはその為です。主要な大陸区分法区分方法大陸名7大陸北アメリカ大陸/南アメリカ大陸/南極大陸/アフリカ大陸/ヨーロッパ大陸/アジア大陸 オー...

対蹠地とは地球やその他天体において、ある地点と180度真逆の位置にあたる地点のことですね。俗に「地球の裏側」と呼ばれるものです。そして日本における「地球の裏側」、つまり対蹠地はブラジルにあたります。対蹠地の特徴対蹠地には以下のような特徴があります。緯度を北緯と南緯で逆転させ、経度を180度動かした位置にある。自分がいる地点から、地球上で最も離れた場所にある。距離にして地球半周分、約2万km。対蹠地...

地球の内部というのは大きく地殻・マントル・核という3層構造になっているというのは、もはや地球科学の常識中の常識です。しかし地球内部を調べるというのは簡単ではなく、今のように科学技術が発展していなかった頃は、以下のような説が大まじめに議論されていました。地球内部はボールのような中空の物体だ。地球内部は別次元につながっている。地球内部は明るく人が住んでいる。地球内部にはもう一つの太陽が存在する。このよ...