地球空洞説は嘘?どう否定されている?

地球の内部というのは大きく地殻・マントル・核という3層構造になっているというのは、もはや地球科学の常識中の常識です。

 

しかし地球内部を調べるというのは簡単ではなく、今のように科学技術が発展していなかった頃は、以下のような説が大まじめに議論されていました。

 

  • 地球内部はボールのような中空の物体だ。
  • 地球内部は別次元につながっている。
  • 地球内部は明るく人が住んでいる。
  • 地球内部にはもう一つの太陽が存在する。

 

このような地球内部に別の世界が広がっているとする考え方を地球空洞説といいます。

 

 

しかし科学技術が発展し二〇世紀に入ってから地球の内部について様々な調査結果が得られるようになってからは、この説は根拠を失い衰退していきました。

 

地球空洞説を否定する科学的根拠
  • 地球内部が空洞だった場合、マントル対流が起こらず、プレトテクトニクスの説明がつかない。
  • 惑星形成理論から惑星が天体になる過程で中身が中空になるなどあり得ない。
  • 仮に空洞があったとしたら地震波の観測事実と合わない。
  • 地球の磁場は核で液体金属が対流することで生まれるが、空洞だったらこの現象と矛盾する。

 

地球空洞説を取り扱った作品

ただ空洞説という考え方自体は、想像力膨らませられ面白いですよね。科学的な根拠こそ失いましたが、フィクション作品の設定に採用されることが多いです。

 

地球空洞説に興味があれば是非こういった作品を調べて見てみることをおすすめします。今はトンデモとされる説であっても、それが今ではどのように否定されているのか、ということを調べることがまた勉強になるのです。

地球空洞説を扱った作品

  • サイボーグ009・地下帝国ヨミ編(石ノ森章太郎作)
  • アバンチュール21(手塚治虫作)
  • ドラえもん のび太の創世日記(藤子・F・不二雄作)