地球と惑星科学記事一覧

地球が誕生したのは今から45億年ほど前。まず約46億年前に宇宙空間にただよっていたガスが集まり太陽ができ、その太陽のまわりにさらにガスや塵の塊ができました。この塊が1億年以上かけてじょじょに大きくなって惑星になり、そのうちの一つが地球になったのです。そして地球は今のところ太陽系で唯一生命が確認できる惑星ですが、これは地球の形成位置が生命に欠かせない液体の水を維持することができるハビタブルゾーンに位...

地球の年齢は大体46億歳といわれています。正確には地球が誕生してから、45.4 ± 0.5億年経過していると考えられています。地球の年齢の根拠46億という数字は、太陽系内に存在する隕石、地球上の岩石の年代を測定する技術「放射年代測定」によって導き出された数字です。この手法をとるのは、地球も太陽系内の隕石も太陽ができたのと同時にできたと考えられている為ですね。地球上で発見された最古の岩石はオーストラ...

地球にも寿命があり、いつかはなくなってしまう・・・と聞くと、地球が自然崩壊したり、大爆発する様を想像するかもしれませんね。しかし実際問題として地球の終焉が来るとしたら、それは地球そのものがどうこうなるというより、地球の生命線である太陽の最期に地球がまきこまれる形になる可能性が高いでしょう。地球の寿命は太陽が終わる時というのも地球は50億年後、巨大化した太陽に飲み込まれてしまうと考えられている為です...

まず地球は正確な円形ではなく、赤道の長さが、子午線(北極と南極の2点を通る線)の長さより0.3%ほど長くなっています。自転による遠心力で、赤道方向に広がっている為です。2通りある地球一周の距離つまり地球一周の距離は何キロ?という問いの答えは以下2通りあります。赤道の一周の長さ…約4万77km子午線の一周の長さ…約4万9kmまあ一般常識としては、「地球一周はおよそ4万km」と覚えておいて問題ないでし...

惑星の重さは、通常「質量」と表現します。地球の質量はおよそ60垓トン(垓は兆⇒京の次の単位)であると計算されています。6 ×10^21トンと表記しても良いです。地球質量の単位6 ×10^21トンとは万有引力定数と地心重力定数から計算される数字です。この地球一つ分の質量は、地球質量と呼ばれており、「Mに直和記号」という単位で表現され岩石惑星の質量を表すのに使用されます。地球質量を表す単位地球の重さは...

太陽系の惑星を密度の高い順に並べると、地球は太陽系の中で最も密度の高い惑星であることがわかります。太陽系天体で密度の高い順1位…地球 2位…水星 3位…金星 4位…火星 5位…海王星 6位…木星 7位…天王星 8位…土星密度の違いを決定づけるもの密度に差がでる最も大きな要因は惑星の構成元素にあります。地球の90%は鉄・マグネシウム・酸素・珪素といった高い密度の元素で構成されているのに対し、外惑星で...

地球は丸い…と多くの人は認識していると思います。そしてそれは別に間違っていない認識なのですが、「ジオイドモデル」という最新の衛星データを元に、地球表面の高低差をわざと大きく表現したものを見ると、丸くないなんとも不格好な地球の姿を拝むことができます。ジャガイモのような地球これを見ると地球は丸くなく、ジャガイモのようにデコボコでいびつな形をしており、惑星というより隕石といった印象を受けます。地球は丸い...

地球から発生する磁場を地磁気といい、地磁気は太陽風から地球を守るバリアーとして作用している【地球から磁場がなくなると?発生理由は?】にて解説しました。地球は北極がS極、南極がN極に相当する磁石のようなものであり、地磁気は【S極:南】から【N極:北】へと流れています。この一定の磁気の流れは、地球上の生物に利用されています。例えば地球規模の長長距離移動を行う渡り鳥は、通常目に見えない磁気の流れを視認す...

地球が持つ磁気のことを地磁気といいます。太陽からは太陽風と呼ばれる高温のプラズマが吹き出しており、これは浴びれば生物にとって有害なものです。地磁気は太陽風を弾くシールドの役割を果たしているのです。磁気がなくなったら?もしも磁気がなくなっても、大気が代わりの役割を果たし守ってくれますから、即生物滅亡ということにはなりません。しかし非常に厳しい環境になることは確かです。人間にとっては、電子機器が影響を...

地球の大きさは約12700km、月の大きさは約3500kmになり、月の大きさは地球の四分の一ほどです。大きさの差をわかりやすくする為に、地球をピンポン球(直径40mm)に例えるのなら、月はパチンコ玉(直径11mm)くらいの大きさになりますね。月の影響は大きい月は太陽系の中で2番目に大きな衛星です。その巨大さ故に強い潮汐力が働き、地球環境に大きな影響をおよぼしています。月が地球に与えている具体的な影...

月と地球の距離は平均384,400 kmです。また月の軌道は完全な円ではなく少々ゆがんだ楕円形な為をしているので、近点で36万3,304km、遠点では40万5,495kmの距離があります。地球と月は離れていっている?月と地球の距離は、地球の自転の影響を受け、年約3cmのペースで遠ざかっていることがわかっています。逆に時間を遡れば、何億年という昔はもっと月が近かったと考えられており、30億年前は今の...

夜空を見上げると青白く光る月。地球の衛星であり、約1ヶ月(27日7時間)をかけて地球の回りを公転しています。月に満ち欠けが生まれるのは、地球から見える角度が時期によって違う為なんですね。しかし月と地球の関係というのは、このような見た目の変化に関する事だけ、なのでしょうか?もちろん違います。月というのは地球の環境にも大きな影響を与えています。自転軸への影響地球の引力の中にいては、実感することは少ない...

惑星の周りを公転する天体のことを衛星といい、地球における衛星は月にあたります。地球に限らず、太陽系内惑星の多くは衛星を持っており、火星にはフォボスとダイモスという二つの衛星が、木星にはイオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト等69個もの衛星の存在が確認されています。月以外の第二の衛星とは?火星や木星のように複数の衛星を持つというのは特段珍しくない為、地球においても「第二の月」を探そうという試みはこれまで...

現在地球の静止衛星軌道上には、気象衛星・軍事偵察衛星・通信衛星など無数の人工衛星があり、その数はなんと1万にものぼると言われています。1950年代の米ソ宇宙開発競争に端を発し、各国が次々と人工衛星を打ち上げた結果です。そしてその無数の衛星にまぎれて「ブラックナイト衛星」と呼ばれる、極軌道付近で地球を周回する正体不明の物体が存在する・・・という都市伝説をご存じでしょうか。ブラックナイトとは「出自を明...

地球が北極と南極を結ぶ地軸を中心として回転し続けている、というのは学校で多くの人が習うことかと思います。でもそもそもどうして回っているのか?その起源まで遡って教わった人は少ないのではないでしょうか。地球は慣性で回り続けている地球は、自らの力や外部からの影響で回り続けているわけではありません。大昔に地球が回る原因となる出来事があり、それを止めるものがない為回り続けているのです。地球は大気も何もない宇...

地球は回転しており、回転する物体には常に遠心力が働きます。地球でいえば地球の引力に逆らって地球から離れようとする力のことです。なので重力というのは、その天体の引力とイコールではなく、引力から遠心力を引いた力、ということになります。遠心力の分、地球上の物体は軽くなっているのです。地球が止まったら重力はどうなる?重力=引力−遠心力と聞いたら、「じゃあもし自転が止まったら、立っていられなくなるほど重力が...

地球は、北極と南極を結ぶ地軸を中心として回って(自転して)います。私たちも地球上で地球と一緒に回転しているわけですから、体感しにくいかもしれませんが、もの凄い速さで回っています。地球の自転速度地球は宇宙から見たら非常にゆっくり回転しているように見えますが、実際は時速約1700kmという人間基準ではものすごい速さで回転しています。地球を北半球と南半球に分ける赤道は約4万kmあり、赤道を基準にして4万...

地球は時速1700kmで自転しています。私たちも生活圏(家・建物・町など)もまるごと同じ回転速度で自転しているため、普段実感することはありませんが、もし仮に自転が止まったら初めてそのすさまじいエネルギーを身をもって知ることになるでしょう。ありとあらゆるものが吹っ飛ぶ!地球の回転が止まるというのは電車で急ブレーキがかけられるようなもので、慣性力によりあらゆるものが吹っ飛んでしまいます。建物や人だけで...

基本的に地球の公転軌道というのは変化しないと考えて良いです。厳密にいえば、変化はしているけど無視できる程度ということです。公転軌道の変化が意味するものというのも地球の公転軌道は真円から楕円へ、約10万年をかけて変化し、また真円に戻るというサイクルを繰り返すと言われています。これをミランコビッチ・サイクルといいます。気候変動の要因このような軌道変化は地球と太陽の位置関係を微妙なズレを生み、地球の長い...

地球は北極側から見ると左回り、反時計回りをしています。公転も反時計回りです。自転も公転も反時計回り。ちょっと不思議ですね。でもその理由は、太陽系の形成経緯を遡ればはっきりします。公転が反時計回りの理由まず地球含め太陽系の全ての天体の起源と太陽は、誕生時様々な力の関係で、反時計回りで回り始めました。そしてその自転に引っ張られるように、太陽の回りのガスやチリが反時計回りに回りに渦巻き始めました。これが...

地球の地軸は公転面に対して23.4度傾いており、傾いた状態で太陽の回りを1年かけ公転している為季節が現れます。もしも地軸の傾きがなければ、年中ずっと同じ角度から太陽の光があたることになり、季節という概念は生まれませんね。日本ならば年中春か秋という状態になると思います。(逆に嬉しい人もいるでしょう。)地球が傾いている理由多くの地球儀でも地球の傾きがそのまま再現されていますが、そもそも何故地軸が傾いて...

「地球は球体である」というのは今や誰もが知る事実ですが、人工衛星などない時代は、衛星写真のように一目で確認できる証拠はありませんでした。その為昔は「自分達がこの生きる大地の全体像」について、様々な説が提唱されましたが、中でも面白いのが地球平面説というものです。地球平面説とは地球平面説とは地球の形が平面上・円盤状になっているという考え方のことです。今にしてみると笑ってしまうかもしれませんが、歴史的に...

太陽のように光り輝く天体のことを恒星といい、夜空に点々と輝く星は全て恒星にあたります。そして太陽系が属する銀河系には約2000億個もの恒星があり、その中で太陽から最も近い恒星はプロキシマ・ケンタウリで4.2光年の距離があります。つまり光の速さで4.2年かかる距離ということですね。太陽〜地球は光の速さでどのくらい?光年というのは主に天文学で用いられる単位です。太陽の光が地球に届くまで8分19秒かかり...

自然の営みに太陽のエネルギーは必要不可欠です。地球環境において「太陽の役割」と聞いてぱっと思い浮かぶことは例えば、暖めること、光合成、昼夜を生む、などが挙げられるでしょうか。しかし当然太陽の影響はこれだけではありません。今回はあまり知られていない太陽の地球への影響をご紹介します。重力の影響太陽の重力の影響を意識する人はあまりいないように思います。太陽は太陽系で最大の天体で、地球などの惑星が公転軌道...

地球には重力がありますが、宇宙に出れば当然無重力です。では無重力とは重力の影響を一切受けない状態なのか、といえば答えはNOです。重力が0になることはない重力というのは、その天体までの距離の二乗に反比例して弱くなっていきますが、例え地球からどれだけ離れたとしても0になることはありません。限りなく0に近くなることはあっても、重力の影響自体は無限に続きます。地球も他の天体の重力の影響下にあり、例えば月の...

もしも北極から南極へ地球の中心を通る穴ができたとして、そこからボールを落とした場合、そのボールはどうなるのでしょうか。ボールは往復する北極から落としたボールは地球の中心にいくほど速度が増し、最高速度で中心を通過します。そして中心から遠ざかるほど速度は落ち、南極の穴に顔を出したところで速度が0になり、また落下していきます。つまり往復運動をすることになりますね。ただし地球の中心の重力は0ですので、空気...

地球はぱっと見まん丸に見えますが、実は赤道の長さが、北極と南極の2点通る長さより、0.3%ほど長くなっています。つまりほんのわずかに楕円形なんです。関連記事:地球の大きさ・求め方:一周は何キロ?地球がわずかに楕円形になるのは、自転の遠心力によって赤道付近が広がる為です。地球に限らず太陽系の惑星はどれも楕円形です。特に土星は顕著で、土星の輪は遠心力で土星から分離した物質といわれています。地球の1日は...