地球の衛星にまつわる謎:ブラックナイト衛星とは

現在地球の静止衛星軌道上には、気象衛星・軍事偵察衛星・通信衛星など無数の人工衛星があり、その数はなんと1万にものぼると言われています。1950年代の米ソ宇宙開発競争に端を発し、各国が次々と人工衛星を打ち上げた結果です。

 

そしてその無数の衛星にまぎれて「ブラックナイト衛星」と呼ばれる、極軌道付近で地球を周回する正体不明の物体が存在する・・・という都市伝説をご存じでしょうか。

 

ブラックナイトとは「出自を明らかにしない騎士」という意味で、それは人口衛星など存在しない13000年も前から存在しており、地球外生命に由来している…という。

 

 

SF作家の話が元に

もちろんこれは都市伝説に過ぎず、実際そんな存在は確認されていません。とあるSF作家が宇宙からの電波信号を解析し、それが13000年前以上から存在していた探査機によるものだ、との説を発表したという実話が元になったとされています。

 

ブラックナイトは実在した!?

ブラックナイト衛星は、長らくはオカルト話に過ぎなかったのですが、1998年の宇宙ステーション建設計画中に撮影された写真に黒い物体が写り込みました。

 

もしやこれがブラックナイトなのでは!?・・・と当時ちょっとした騒ぎになったのですが、現実はつまらない結末になりました。脱着した宇宙船の耐熱部品であることがNASAにより公表されましたのです。

 

正体不明の衛星は存在する

ただ上述したようなSF的な衛生の存在は疑わしいですが、実際正体不明の衛生というのは無数に存在します。月のように大きな天体ではないので観測が難しい小惑星、国籍不明の人工衛星などが比喩的にブラックナイト衛星と呼ばれることがあるのです。