地球と気象学・大気科学記事一覧

天体を取り囲む気体のことを大気圏といいます。天体によって大気圏の範囲は違い、地球の場合、国際航空連盟やアメリカ航空宇宙局 (NASA)が高度100kmまでを大気圏と定めています。ただし国際宇宙ステーションのある400〜500kmの高度にもわずかに大気はあります。学術的に大気圏を定義するとなるとさらに延び、対流圏⇒層圏⇒中間圏⇒熱圏⇒外気圏という5層構造になっています。対流圏(〜約10km)大気圏に...

人間含めほとんどの生物は生きていくのに空気が必要です。そしてその空気は主に酸素からなっており、私たちは酸素を呼吸で取り込みエネルギーを得ることで生命活動を続けています。今回はこの酸素の起源について解説したいと思います。酸素はいつからあったの?酸素は最初から地球に存在したわけではありません。地球誕生まもない頃存在したいわゆる原始大気は、火山から噴出したガス(水蒸気・二酸化炭素・窒素・塩素などが主成分...

さて【地球で最も気温が低い場所は?】では最も気温の低い場所は南極で、摂氏マイナス93.2度を記録したこともあると紹介しました。では反対に地球で最も気温が高い場所はどこになるのでしょうか。気温が高い地域は?地球は球体なので、緯度経度によって日射量が変わってきます。シンプルな傾向として、太陽光があたりにくい極地(北極・南極)に近づくほど気温は低くなり、太陽光があたりやすい赤道付近に近づくほど気温は高く...

地球は地域によって気候が異なり、年中暑い場所、寒い場所、暑い時期と寒い時期がはっきりしている地域など様々です。基本的には極に近づくほど寒く、赤道に近づくほど暖かくなります。となれば地球上で最も寒い地域は?と問われれば北極か南極という二択になるでしょう。寒さは南極>>>北極北極と南極どちらが寒い?という質問はよく挙げられますが、これは答えははっきりしていて、ずばり南極です。南極は海に近い地域を除けば...

私たちは大気を吸って呼吸をすることで、生命活動に必要なエネルギーを得ています。そしてエネルギー元となる大気の主な成分は、比率が高い順に以下のようになっています。地球の大気成分窒素…78.08%酸素…20.95%アルゴン…0.93%二酸化炭素…0.03%このように大体、窒素8と酸素2で構成されていまが、呼吸に必要なのは窒素ではなく酸素です。窒素はこれだけ高比率でも吸ったら何にも使われずそのまま出て行...

地球における大気の大循環のことを「大気循環」といいます。風を生み、地球環境のバランスを保つのに欠かせないものです。今回はこの大気循環のメカニズムをわかりやすく解説します。太陽照射で熱対流が生まれる太陽から地球への熱の供給により起こる現象です。太陽放射量の違いから赤道付近は高温に、極付近は低温になり、その温度差により熱対流が起こります。そこに地球の自転が影響する(コリオリ力)ことで、全地球規模の循環...

私たちは地球を覆う大気を、常に当たり前にあるものと思い、意識することは少ないです。しかし大気は、生命活動のエネルギー源になるだけでなく、太陽からの有害な放射線を緩和する作用を持つなど、一般に認知されている以上に生命にとって大きな役割を果たしてくれています。大気はいつからある?しかしそんな私たちの生命維持媒体ともいえる大気は、初めから地球上に存在していたわけではありません。誕生初期の大気は、活発に活...

当たり前ですが地球の大気は宇宙空間に接しています。そこでどうして大気の外側から宇宙へと空気が逃げていかないのだろう?と不思議に思いますよね。大気を守る2つの要因もし仮に次から次へと宇宙空間に大気が流出してしまうとしたら、地球上の生物は大変なことになります。しかし実際そういう事にならないのは地球の引力が大気を引き留めてくれている。大気を吹き飛ばす性質を持つ太陽からのプラズマを、地球の磁気圏が防いでく...

スノーボールアース、または全球凍結というのは地球全体が氷床や海氷に覆われる現象のことです。んな現象ありえないでしょ・・・と思われるかもしれませんが、地球の長い歴史を見れば、確かにあったと考えられているんです。地球全土が氷に包まれる時代!地球全体が寒冷な気候に覆われる氷河期という存在は学校で教えてもらったと思います。今でこそ地球は「水の惑星」などと呼ばれていますが、かつて地球全土が氷に覆われるレベル...

地球は公転面に対して垂直ではなく23.4度傾いて自転しています。そして地球は太陽の回りを1年かけて公転しており、その一年の中で太陽の当たる角度(太陽の高さ)が変わっていく為、気温や夜の長さといったものが変化していきます。そして太陽の高さの変化によって起こる気候の特徴(寒い・暑い・暖かいなど)をもって、1年をいくつかの期間に区分したものを季節といいます。季節は公転に伴って変化する季節とは地球の公転に...

地球と宇宙の境目というのは、一般的には「地球からの影響を及ぼさない距離」と定義されています。つまり大気圏外に出ればそこから宇宙になります。国際航空連盟やアメリカ航空宇宙局 (NASA)は高度100kmまでを大気圏と定義しています。一般的にはこの圏内から外を宇宙と呼びます。学術的な定義国際宇宙ステーションのある400〜500kmの高度にもわずかに大気はありますので、学術的な意味での大気圏はもっと延び...