全地球凍結状態!?スノーボールアースとは

スノーボールアース、または全球凍結というのは地球全体が氷床や海氷に覆われる現象のことです。んな現象ありえないでしょ・・・と思われるかもしれませんが、地球の長い歴史を見れば、確かにあったと考えられているんです。

 

 

地球全土が氷に包まれる時代!

地球全体が寒冷な気候に覆われる氷河期という存在は学校で教えてもらったと思います。今でこそ地球は「水の惑星」などと呼ばれていますが、かつて地球全土が氷に覆われるレベルの壮絶な氷河期「氷の惑星」時代があったと考えられているのです。

 

全球凍結時代と考えられる期間
  • 原生代初期のヒューロニアン氷河時代(約24億5000万年前〜約22億年前)の最終期
  • 原生代末期のスターチアン氷河時代・マリノニアン氷河時代(約7億3000万年前〜約6億3500万年前)

 

スノーボール仮説とは

地球全体が真っ白の状態があったと。このような考え方をスノーボール仮説といいます。「氷の惑星」は地域を問わず気温マイナスうん十度、海氷も厚さうん百mに及ぶ厚さです。

 

当然こんな環境では極小のプランクトン含めほとんどの生物は生き残ることなどできません。しかし、この過酷な環境変化こそが原生生物の大量絶滅とそれに次ぐ生命大進化をもたらしたと考えられています。

 

「スノーボールアース(全球凍結時代)」があったとの仮説は、堆積物や地形の分析により地球史研究者の間で主流になっています。またスノーボールアースの原因としては、火山活動が衰え、温室効果を持つ二酸化炭素などが極端に減った為と考えられています。