地球の大気循環についてわかりやすく解説

地球における大気の大循環のことを「大気循環」といいます。風を生み、地球環境のバランスを保つのに欠かせないものです。今回はこの大気循環のメカニズムをわかりやすく解説します。

 

 

太陽照射で熱対流が生まれる

太陽から地球への熱の供給により起こる現象です。太陽放射量の違いから赤道付近は高温に、極付近は低温になり、その温度差により熱対流が起こります。そこに地球の自転が影響する(コリオリ力)ことで、全地球規模の循環が起きるのです。

 

熱対流:温度差を少なくする為に、暖まった空気が冷えた空気の方へと流れていく自然現象。

 

地球規模で熱エネルギーが運動エネルギーに変換されるシステムが維持されており、地球環境のバランスを保つのに欠かせないものになっています。また大気循環を地域によって大別するとハドレー循環・極循環・フェレル循環という3つの循環に分けられます。

 

大気循環の種類
  • ハドレー循環…北半球、南半球の低緯度地域における循環。貿易風を生む。
  • 極循環…北半球、南半球の高緯度地域における循環。極東風を生む。
  • フェレル循環…中緯度あたりの循環。偏西風を生む。
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    これらの循環はそれぞれ貿易風・偏西風・偏東風という3種の風が生じさせ、地球の気候変動現象の原因になっています。