地球で最も気温が高い場所は?

さて【地球で最も気温が低い場所は?】では最も気温の低い場所は南極で、摂氏マイナス93.2度を記録したこともあると紹介しました。では反対に地球で最も気温が高い場所はどこになるのでしょうか。

 

 

気温が高い地域は?

地球は球体なので、緯度経度によって日射量が変わってきます。シンプルな傾向として、太陽光があたりにくい極地(北極・南極)に近づくほど気温は低くなり、太陽光があたりやすい赤道付近に近づくほど気温は高くなりますよね。

 

日本で最も赤道に近い場所に位置する沖縄県の平均気温は、全国一の高さです。ただ単純に赤道に近いほど暑いのかといえばそうではありません。平均気温を決定づける要因には、緯度以外にも地形や気象現象などもあります。

 

世界最高気温のデスバレー

例えば沖縄よりも10度ほど赤道から離れていても、沖縄の比にならないくらい暑い場所があります。それはアメリカのデスバレーです。デスバレーはアメリカ合衆国カリフォルニア州のシエラネバダ山脈東部に位置する国立公園で、最も暑く、最も乾燥した地域と言われています。

 

デスバレーは年間平均30度以上、夏季には40度を軽く超え、1913年7月10日には56.7度という世界最高気温が観測されたことを、世界気象機関(WMO)が認定しました。地理的にそこまで南にあるわけでないデスバレーが、これほど高温であるのは、以下のような風土・地形的特徴に由来します。

 

デスバレーが暑い理由
  • 非常に乾燥した土地で、雨も滅多に降らない。
  • 山に囲まれており、太陽に照らされてこもった熱が逃げにくい。
  • 山に囲まれているので海風の影響も少ない。
  • 逆に山を越えて入ってくる風はフェーン現象で温度が高くなる。

 

ようは山に囲まれたデスバレーは温室と同じ環境⇒太陽の熱は入ってくるのに、それを拡散するのシステムが不十分。というわけなのです。

 

日本に着目してみても、沖縄県の平均気温は全国一ですが、平均気温ではなく最高気温を比べてみると、40度越えのランキング上位に躍り出るのは、盆地に位置する県です。

 

沖縄は年間通して暖かくはあるのですが、その海洋性気候なのでむしろ夏は都会より過ごしやすいのですよ。真夏であっても最高気温30度程度です。